毎年日本で富士を受賞したスカウトの代表は、首相官邸で総理大臣を表敬訪問するんですね。
今回の様子も官邸のHPや日本連盟の事務局NEWS(pdf)で紹介されていますが、その時に全国の富士スカウトを代表して述べられた「決意の言葉」をご紹介します。
内閣総理大臣表敬
『決意の言葉』
本日は貴重なお時間を私たちの為にさいていただきありがとうございます。
苦楽を共にした仲間と今まで積み重ねてきた時間の中で、信頼や友情を育むとともに、社会人になるための多くの貴重な経験を得ることが出来ました。
これまでの活動を支えてくださった方々、常に私たちの模範となられた大先輩のみなさまに感謝致します。
富士章受賞スカウトとしての誇りを胸に、伝統を受け継ぐと共に新たな可能性を見出しながら国内だけでなく、世界に羽ばたいて行くことを誓います。
日本ボーイスカウト長野県連盟
上田第13団Y沢アキラ
文部科学大臣表敬
《決意の言葉》
本日は公務ご多忙の中、富士章受賞スカウト表敬訪問にお時間をさいて頂き、誠にありがとうございます。
今日、この場でお会いできたことを光栄に思っています。
私たちが富士章を受賞出来たことは、決して個人の努力のみではありません。さまざまな活動の中で、共に競いあった仲間、支えてくれた家族、指導してくださったリーダー、そして、温かく見守ってくれた地域の方々の存在があったからです。それらの御恩を忘れずに、後輩の支えとなることで隊や団にお返ししたいと思います。
富士章を受賞できたことに満足することなく、社会に貢献できる人間になれるように日々精進してまいります。
日本ボーイスカウト福井連盟
福井第7団 H本健人
ここで代表スカウトを輩出した長野県上田第13団ですが、どんな団なんでしょうか。興味ありますね。
昨年行われたキャンポリーの様子がYouTubeにアップされていました。
平成20年度ボーイスカウト上田第13団 団キャンポリー
http://www.youtube.com/watch?v=XsaINGwgg0E
2泊3日で行われたキャンポリーは、スカウト自身によって運営され、全国から仲間も遊びに来て、大いに盛り上がったそうです。
よく見ると、やってることはボーイスカウトなら誰でもどこでもやっているようなことで、特別なことではないんですよね。
でも、どこかに何か秘訣がありそうです。
こちらの隊長さんは、おとなもこどもも「スカウトと言う共通意識」で一つになれる、と仰っておりました。
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